シンギュラリティバトルクエストの大会パートナーである株式会社PE-BANK様の特命インターン記者として、「石巻ハッカソン2025」に参加しました。このレポートでは、自身が学んでいる心理学とプログラミングをからませた視点の学びや体験を記録していきます。
まずは自己紹介です。シンギュラリティバトルクエストのインターン4期生、小齋 野々花(こさい ののか)です。出身は福島県で、現在は医療創生大学心理学部臨床心理学科の1年生です。プログラミングについて、初心者ではありますが、興味があるため挑戦したいと思い参加しました。
石巻ハッカソンは、地域の若者が集まり、技術と創造性を高め合うイベントです。『出会い・学び・表現』を軸に2012年から開催されており、今年で第12回目となります。
今年のテーマは変化の音である『ガチャン!!!』です。未来の形が見えるその一瞬の音、という風に読み取れました。
IT BootCamp部門では、初心者向けのプログラミング言語「Jasumine Tea」を使うゲーム開発コースと「生成AI」を使って作る、生成AIコースの二つがありました。
ゲーム開発コースで使うJasmine Teaは、文法がシンプルでWebブラウザだけで実行できるため、パソコンがあればすぐにコードを書き始められる点が特徴です。
生成AIコースでは、ノーコードでもしくは低コードで「生成AI」を使ったアプリ開発に挑戦する点が特徴です。
ハッカソン部門では、参加者同士が当日チームを組んで。アプリやサービスの開発に挑戦するのが特徴です。
同じ志の者同士が作りたいものを作る部門で、初めましての関係なのに楽しく開発していました。
今回私は、IT Boot Camp部門でのゲーム開発コースに参加しました。
初心者向けである「Jasmine Tea」というプログラミング言語を使って、横スクロールのアクションゲームを製作しました。
制作していて難しいところや、分からないところは講師や他の参加者に教えてもらったりなど、参加者との交流もでき、楽しかったです。
あまり知識のないプログラミングでも「好きなゲームを作れる」という体験で、よりハッカソンを楽しむことが出来ました。
会場全体はとてもゆったりしていて、真剣に製作をしている中でも、楽しく開発している様子がありました。差し入れや、お昼にはハッカソン名物のカレーなどがあり、リラックスして開発することが出来ました。
名物のカレーはとても美味しく、数多くのトッピングを選ぶことが出来ました。私はトッピングに貝ひもを選んだのですが、美味しすぎて個人で買ってしまいました。
今回、取材させていただきました『石巻ハッカソン2025』は『シンギュラリティバトルクエスト』と同様に株式会社PE-BANK様の協賛で開催されました。
PE-BANK様は日本の深刻なIT人材不足にチャレンジするために『PE-BANKネクストイノベーター支援プロジェクト』や『PE-BANKカレッジ』など、エンジニアのための取り組みを多くしていて、自分もそのような仕事に携わってみたいと思いました。
会場にはPE-BANKの代表取締役社長の髙田幹也さんも駆けつけてくださって、記念撮影までしていただきました。
髙田社長、そしてPE-BANKのみなさま、貴重な体験をありがとうございました!
今年はありがたいことに、一緒にハッカソンに参加したPE-BANK様の長谷部さんにインタビューすることが出来ました。
IT業界についての意見を知ることが出来るので、ぜひ最後までお読みください!
Q. 生成AIが急速に広がる中で、長谷部さんがChatGPT部門に参加した背景や目的を教えてください。
A.私は今年PE-BANKに新卒入社し、普段の業務でも生成AIを使う機会が多くあります。生成AIがコーディングでどのように活用できるのか、またAIの力でどこまで開発を進められるのかに興味を持ち、今回参加しました。
Q. .ChatGPT部門に参加して、エンジニア教育や次世代人材の育成に関して改めて感じたことはありますか?
A.良くも悪くも、今はChatGPTを使えばほとんどのことが解決できてしまう時代ですよね。だからこそ、教育の場で使うときは「どう使うのか」を個人がしっかり考えることが大切だと思います。
Q.今回の経験を踏まえて、今後PE-BANKとしてどのように教育・コミュニティ支援に関わっていきたいと考えていますか?
A.PE-BANKでは、ITエンジニアやそのコミュニティを積極的に支援し、エンジニアコミュニティの活性化やスキルアップ、次世代人材の育成に取り組んでいます。今後も継続的に支援活動を行い、IT業界をさらに盛り上げ、豊かなIT社会の実現に貢献していきたいと考えています。
Q. 石巻ハッカソンを通してPE-BANKが伝えたいメッセージ、また今後の展望をお願いします。
A.今回のハッカソンを通じて、エンジニアがどのような仕事をしているのかを少しでも理解できた方が多くいらっしゃるのではないかと思います。これから皆さんがスキルを磨き、エンジニアとしてキャリアを積み重ね、将来フリーランスとして活躍される際には、ぜひPE-BANKで一緒にお仕事ができたら嬉しいですね
今回の石巻ハッカソンでは、プログラミングの技術だけでなく、仲間と協力しながら作品を作る楽しさを強く感じました。心理学を学ぶ自分にとって、チームでの関わり方やコミュニケーションの大切さを実感できる貴重な体験にもなりました。
石巻ハッカソンは、学びながら成長し、出会いを広げられるイベントです。 ものづくりに挑戦したい人や、新しい世界を知りたい人にはぜひ参加してほしいと思います。 そこにはきっと、“ガチャン!!!”という新しい発見と出会いが待っています。